もはや私のDAY’Sは出張報告ばかりですが・・・
今回はこちら!
7月某日、石川県に行って来ました。
蒸し暑い大阪に比べ、こちらは暑すぎない気温で
たまに吹く風がとても心地良いお天気でした。
今回、石川県を訪れた目的は、ダブルデイでも人気の九谷青窯さんに新商品の選定を兼ねて視察へ。
(DAY’s仲間も愛用している様子はコチラ!)
九谷青窯さんは、従来の九谷焼の伝統的な技術を
活かしながらも一線を画し、
全国から集まった十数名の若き陶工さんたちが、自らろくろを回し、
手書きで絵付けをし『常用』の器を作り続けている窯元です。
九谷焼の産地は信楽や波佐見などの産地と違い、
窯元が密集しておらず住宅街や工業地帯の中に突如出てくるため、
初めて行く方は大抵迷われるそう・・・
九谷青窯さんも同じように住宅街の中にぽつんとありました。
ただ、住宅街の中にも関わらず敷地の周りや中は緑に囲まれ
とても自然が多い環境でした。
綺麗にお手入れされた中庭では器の乾燥をしていたり、
写真には納めていないのですが器を鉢代わりにお花を植えたりなど
素敵な空間に終始きょろきょろしてしまいました。
作業場にお邪魔するとダブルデイでもお取り扱いしている、
『色絵花つなぎ』の作家さんである<徳永遊心さん>や
『色絵レモンの木』の作家さん<米満麻子さん>など数名の作家さんが製作されており、少しお話をさせて頂くこともできました。
みなさん、すごく気さくで素敵な方ばかりでそのお人柄が
作品にも表れているのだなと感じました。
こちらの写真は米満さんが色絵レモン木の絵付けをされており、
たった数分でスラスラとこの枚数を書き上げていました。
米満さんのデスク周りの作業道具(釉薬を入れる器や筆を洗う器など)は焼き上がりが気に入らなかった器を使われていました。
贅沢な使い方ですよね・・・笑
その他、作業場のあらゆる所に販売しない器がたくさん!
私には宝の山にしか見えませんでした。笑
最後にショールームを見せてい頂いたのですが、
棚一面に作家さんのこれまでの作品がずらり。
こんなに九谷青窯の器が並んでいる所は、
なかなかお目にかかれないので大興奮!
この中からダブルデイでお取り扱いさせて頂くアイテムを選ばせて頂いたのですが、選ぶのに一苦労・・・
いろいろとアドバイスを頂き、何とか選ぶことができました。
今回選んだ作品は年内中には店頭に並ぶ予定です。
その際は是非、手に取って頂き手仕事の温かみを感じて頂ければと
思います。
次回は九谷青窯さんの後にお邪魔した山中漆器の産地について、
お届け致します。
こちらも日本の手仕事のすばらしさを体感することができました。
乞うご期待!!