ダブルデイのお店でもブログ(たとえばこちら!)でも大人気の「野田琺瑯」。
今回、出張の際に野田琺瑯さんの工場を見学させて頂けることになり、
1月某日、まだまだ雪が残る栃木に行ってきました。
ダブルデイでも人気のホワイトシリーズやアムケトルなどの
製造現場が見られるということで、出張に行く数日前よりドキドキ・ワクワク!
そもそも、野田琺瑯さんとは・・・
昭和9年創業以来、80年以上も琺瑯づくりにこだわった老舗琺瑯メーカー。
琺瑯は鉄などの金属素材にガラスの釉薬でコーティングされており、錆びにくく・傷がつきにくい素材です。
また、鉄素材は熱効率が良く、直火の使用も可能で扱いやすく・機能的。
その琺瑯商品をシンプルでいておしゃれに製造されているのが野田琺瑯さんです。
まずはホワイトシリーズなどの基になる型を造る工場へ。
入ってすぐ目に入ったのが、ロール状の鉄板が
どんどんカットされて流れていく光景・・
(この時はバットが製造されていました。)
それを作業員の方が別の機械に運び、
金型が設置された機械へ通し、上から圧力をかけると、
すでにお店で販売されている、バットの形が露わに・・・
更に同じ作業員の方が隣の機械へ移動し、フチの部分のカットをします。
そして、別の作業員の方が流れてきたバットの型を先程の作業と同じように上から圧力をかける機械にセットし、フチの部分を内側に折り込むという工程を2回程繰り返します。
この作業を2回繰り返すことで、フチの部分がしっかり内側に入りフチの部分でケガをすることが無くなるそうです。
バットの型製造以外にもポトㇽの注ぎ口や持ち手を
接着する作業をされている方がいらっしゃり、
私がお伺いした時には4名ほどの方が作業されていました。
勝手な想像で何人もの方が作業されているのかと思っていたので、
思わぬ少人数にビックリしました。
続きはまた次回に。
後編では琺瑯がけの工場の様子をお伝えしたいと思います。