アンティーク家具工房から小ばなし~vol.17

アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。

「雑貨あれこれ パート1

これまで、アンティーク家具のあれこれ
小ばなしてきましたが
アンティーク雑貨も
あれこれ、小ばなし、していきます。

さっそく、初の今回は人気の高い
ソーイングボックスとステンドグラスの
構造やメンテナンスをご紹介します。
画像1.jpg


まず、ソーイングボックス。
なにげに実家にあって、、
なにげにお世話になって、、
でも、なにげに愛着ある存在。

それは遠く離れた北欧でもイギリスでも同じ存在。
この子たちは定番の型。

使用されてたであろう
ほぼその当時のままの状態で
遠路はるばるやってくるので
いろんなところがガタガタ、グラグラ。
画像9.jpg


定番の型はほとんどが左右対称の3段。
蓋を含めた収納の開閉が
スムーズになるよう修理します。
画像3.jpg

画像4.jpg


蓋は極小の蝶番がついていて
でも釘やネジが外れてたり、壊れてたり。
同じようなサイズや色味のものと取り替えます。
画像5.jpg

画像6.jpg


3
段の収納がスライド開閉するためのパーツ。
ここのネジがよく外れているので取りつけ直し。
画像7.jpg

画像8.jpg


脚がある子、ない子おりますが
ある子はしっかりと接着剤でつけ直します。
画像2.jpg


つぎに、ステンドグラス。

なにげに実家にもなくて、、
なにげに手が出しずらくて、、
でも、なにげにほっこりする存在。
画像10.jpg


これは窓枠・窓ドア用で
これまたほぼその当時のままの状態。
画像11.jpg

劣化もそのまま。
塗装し直したり、汚れを
ペイントうすめ液で落とすと
アンティークの風合いがなくなってしまいます。

なので、ほとんどが水拭き。
もちろん、破損して危ない箇所は
接着剤等で修理などはしてますよ。
画像12.jpg


こんな釘も抜いていますのでご安心を。
ざっとですが、足早にさっとご説明させて
いただきました。
画像13.jpg


おうちのインテリアのアクセントとして
また、お家やお店のリノベーションのアイテムとして
おすすめです。

なにかあれば、いつでもダブルデイの工房まで
ご相談ください。
それではまた次回。

——————————————
【アンティーク家具工房から小ばなし】
一覧はこちら
——————————————