アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。
「座面って、どのようについてるの?」
みなさん、意外と知らない
チェアの座面の構造のこと。
「なんか、いい感じのチェアないかな~。」って、
お店をのぞいても
チェアのデザインは気にするものの
構造まではなかなか見ない。
ましてや座面がどのようについてるかなんて、、、。
そんな工房視点的な家具の細かいことを
小ばなしさせていただきます。
で、今回はいろんなG-Plan(ジープラン)
のチェアたちで座面の構造をご紹介。
まず、スライドする座面。
チェア本体に打ち込んでいる木ネジと
座面前側のキャップでくっついてるタイプ。
キャップの存在がわかりづらく
座面の張替えやお掃除で取り外したいとき
わちゃわちゃしがち。
構造さえ把握してたら、簡単ですね。
つぎに、木ネジで固定する座面。
チェア本体と座面を直接木ネジで固定するタイプ。
G-Planに限らず、デンマークのチェアなども
この構造のものが多く
単純でポピュラーなつくり。
だれでも簡単に取ったりつけたりできるのですが
何回も繰り返していると
座面側のネジ穴がバカになる(広がる)ので
ご注意を。
最後に、落とし込む座面。
いわゆる着脱式座面のこと。
本体フレームにカポっとはめ込むタイプ。
この構造もポピュラーで簡単に取り外しできます。
DIYで座面の張替えするのに
とても適している構造ですね。
今回ご紹介したのはG-Planでこの3型でした。
ちょっとだけでも家具の構造を知ることで
お家の家具たちになにか不具合があっても
処分することなく
ご自身で対処することができますね。
これからも構造のいろんなことをご紹介して
お役に立てればと思います。
それではまた次回。
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