アンティーク家具工房から小ばなし~vol.14

アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。

「今年の汚れ 今年のうちに♪リターンズ」

思わずこのフレーズを口ずさんでしまう
この季節。
もう、すでにとりかかってる方も多いはずです。

今年もお家で簡単にできる
ダブルデイ工房がおこなう
お掃除方法をご紹介します。


ご用意いただくのはこちら。
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前回vol.3とほぼ同じです。

・乾拭き用に布切れ
(Tシャツ・枕カバーなどの柔らかい布)
・油分の吸収がよいペーパーを
追加しました。

除光液などのシンナーも前回同様に
ご用意ください。


今回お掃除するものはこちら。
ERCOL(アーコール)チェアの方々に
ご協力いただきました。
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全体的にくすんだ汚れに加え
いつ付着したか分からないペンキや
べっとり手垢の背もたれを
集中的にお掃除します。
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それでは、はじめにスチールウールを
手頃なサイズに切り取り、
シンナーを含ませて、
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ごしごし。
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カッターのへりを使って、こりこり。
刃が当たると
傷がついてしますので気をつけて。

これをひたすら繰り返すのみ!
ただし、力を入れ過ぎたり、時間をかけすぎると
家具自体の色剥げになるのでご注意を。

そして最後はお馴染みの
ハワード社オレンジオイルで
きれいにクリーニング。
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仕上は布切れやペーパーを使って乾拭き。
これが意外とみなさん忘れがちなのでご注意を。
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あらまあ!なんてことでしょう。
とても綺麗にくすみや手垢・ペンキが
とれたではないですか。。。
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それでも、やっぱり
やりすぎは厳禁ですよ~。

それではまた次回(来年)

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