夏本番の暑さですね。
こんな時は、涼し気な磁器の器がおすすめ。
九谷から届いた多数の器とともに、
九谷青窯を独立し作家活動されている
3名の若手作家さんをご紹介します。
まずは、「堀畑蘭さん」のご紹介です。
1994年石川県生まれの堀畑さん。
若手作家さんですが、技術が高くてセンスが凄い。
渋い絵付けから、可愛らしいものまで、
テイストの幅が広いのですが、
どんな絵柄も堀畑さんだとひと目でわかる、
たぐいまれな才能の持ち主です。
前回、工房にご訪問し器の注文をしたのが
2022年3月と、1年以上も前でした。
※22年3月の写真
ようやく商品が出来上がったので、
嬉しい限りです。
続きまして、「徳永遊心さん」。
人気作家の徳永さん、
色鮮やかで可愛らしい絵付けが魅力的です。
今回は、青を基調とした爽やかな色味のものを
多く選定しています。
今年5月に工房をご訪問した際の写真です。
とても広く綺麗で清潔感のある工房で、
製作途中の器を拝見させていただきました。
カラフルな色絵部分も、
1色1色全て手描きで絵付けされます。
下絵で焼く釉薬、上絵で焼く釉薬と、
本当に気の遠くなる作業の後に、
あのような素敵な器が完成するのだな、
と当たり前のことではあるのですが、
改めて大変な作業だなと実感しました。
最後に、「小林巧征さん」。
九谷青窯を独立後、
波佐見のご実家の窯元に戻られていましたが、
再度、去年の秋に九谷の地で独立されたとのことです。
これまでのお二人とは違い、
シンプルな呉須の器がメインとなります。
どんな料理でも引き立ててくれる、
使い勝手の良い器ですね。
筆跡が迷い無く、とても良いなと思いました。
ぜひぜひ、暑い夏の食卓を素敵に彩る器を
探してみてくださいね。