アンティーク家具工房から小ばなし~vol.24


アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。

「魅惑のベント」

先日、イギリスからはるばる
コンテナに揺られてアンティーク家具たちが
やってきました。

定番のG-PLANやERCOL
NATHAN、McINTOSHなど
名だたるブランド品の数々。

テーブルやチェア、サイドボード、ブックケース
雑貨類が多量に入荷したのですが
特に存在感を放っていたのが、ベントウッドチェア。
豊富なバリエーションは圧巻でした。

というわけで、今回の小ばなしは
そのベントウッドチェアを
紹介させていただきます。



イギリスなどのヨーロッパ諸国や
北欧のレストランやカフェで
ごく普通にフロアに並んでいるのが
ベントウッドチェア。

木を蒸気で曲げて加工して作られた椅子のこと。
THONET(トーネット)社のベントウッドチェアが
特に有名ですが
ほかにもFISCHEL(フィシェル)社や
MUNDUS(ムンダス)社などがあります。

ほとんどがビーチ材を使用しており丈夫な構造で
なんといっても軽い。

さまざまなデザインはコレクターでなくても
収集したくなる逸品。



座面がデザインされているのも
ベントウッドチェアならではの特徴。



少数でも、たくさん集まっていても
絵になる魅惑のベントウッドチェア。



こんなにさまざまなデザインが揃っているのも
なかなかない機会です。
ぜひ、ご覧になってください。

メンテナンスに関しては
小ばなし~vol.9をご参考に。

それではまた次回。