◆KLASI COLLEGE×DOUBLEDAY-Vol.18


9月に入り、暑い日はまだ続きそうですが
秋の新生活時期になりましたね。

新しい季節と共に
お家での過ごし方が変わり
家具のレイアウトを見直したり
お引越しで新たに家具を探している方も
増えてきたのではないでしょうか?

家具を選ぶ際に
まず、デザインや素材や機能が
気になるところですが
どんなに見た目がイメージ通りでも
お家の置きたいスペースに
うまくレイアウトできなかったら
せっかく長く使うために選んだのに
快適に過ごせなくなりますよね。

KLASI COLLEGEのショールームで
家具の入れ替えの時や
モデルハウスでの家具展示の際に
私もいつもレイアウトは悩むところです。

よくある悩みが

◎置いただけだと良いレイアウトに見えるが
 実際に座ったり、家具の間を通ったりすると
 窮屈に感じる。

◎店舗の展示ではそこまで大きく感じなかったし
 紙面上でのサイズには余裕があったはずが
 置くと思ったより圧迫感がある…

◎柱や扉、窓やコンセントの位置や高さなど
 サイズ以外の問題で配置が難しく
 無駄なスペースができたり
 どこか窮屈だったりして
 配置のバランスがしっくりこない。

など、置いてみてイメージが違うことも多く
色々調整をして最適な場所を
考えて設置します。

前回のブログ
アニマルアイテムをご紹介した物件では
ダイニングとリビングの間に2本の柱があり
テレビを置く想定のサイドボードの向かいに
2人がけのソファを置きたいところですが
柱の間のサイズもあるので
洋室側の壁に置いて柱の間には
1人掛けのソファを置いて調整しました。



ダイニングは4人掛けの幅135㎝のテーブルを
カウンターと並行に置いてみたのですが
アーム付きのチェアを合わせると
窮屈そうなイメージです。



テーブルの周りのスペースに余裕があるので
椅子の配置を変えたら
広々とした雰囲気になりました。
(このスペースの場合だと
天板の幅を調整できるエクステンションテーブルで良いですね)


洋室は入って見える壁2面に窓があるので
配置が難しかったのですが、



収納家具として使うシェルフを
窓よりも低いタイプにして
角の空いたスペースには
大きめのバスケットを置いて調整しました。



家具はサイズが大きいがゆえに
お洋服のように気軽に試着ができないもの。
お部屋の広さ、過ごす人数、生活導線全て含めて
快適に過ごせるレイアウトを考えて
その中から好きなデザインを選ぶのが
難しいところですね。

でも、そんな中から色々考えて
家具選びをするのが
また楽しいところでもあります。

そんな家具のレイアウトに悩んでいる方と
一緒にLDKの間取りを考えるワークショップを
KLASI COLLEGEで開催します。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。