信楽焼 宇田隆和さんの器


一年ぶりに信楽から
宇田隆和さんの器が入荷しました。
信楽の工房でお一人で作陶されており
年齢的にもあまり生産量が増やせないとのことで
久々の入荷を楽しみにしていました。




工房にお伺いしたのは、去年の5月。

工房に隅にあった小さい杯を見つけて
これを白耀で作ってもらえないか
お願いして、できたのがこちらです。


コンポート皿(高坏)は
デザインやサイズ感をお伝えし
ダブルデイ用に1年前に作っていただいたもの。

一番下に少し土の素地部分が
見えるようにお願いし、それがポイントです。
食卓だけではなく
アクセサリー置きやインテリアにも素敵です。



水差しは、フラワーベースとしても使用できて
白が春のカラフルな花を引き立ててくれるので
今の季節にピッタリです。
こちらの水差しも
何度もデザインを打合せをしました。



白い釉薬は微妙に凹凸があり
それが他にはない、器の表情になっています。


土をこねるところから
ご自身の手で丸一日かけてされていたり
(機械でする方が多いそうです)
釉薬がのりやすくするために
生地に傷を付けたりするなど
生産途中には、たくさんの工夫や
こだわりポイントがあると伺いました。



信楽に行く度に生産の進捗状況を伺いながら
1年近くが経ち
無事お店に商品を届けていただき
ホッとしています。

ぜひぜひ、たくさんの方に
ご覧いただければなと思います。