九谷焼の若手作家~堀畑蘭さん、小林巧征さん~


毎日、寒い日が続きますね。
でも、花屋さんには色鮮やかな春の花が並び
春が近づいていることを感じます。

食卓にも、新しい器を迎え入れようと
考えられている方におすすめの
九谷焼の若手作家「堀畑 蘭さん、小林 巧征さん」の
ご紹介です。

お二人とも、九谷焼の伝統を受け継ぎながらも
今の暮らしにマッチした使いやすい形と
モダンなデザインが人気です。

昨年、惜しまれながら閉窯された”九谷青窯”。
おふたりとも、その九谷青窯から独立し
石川県で作陶されています。


堀畑蘭さんは、1994年石川県生まれ。
九谷焼技術研修所で九谷焼の技術を習得後
デンマークに留学。
帰国後は「九谷青窯」に入社されました。


堀畑さんと初めてお会いしたのは
青窯を独立された直後で
今は亡き代表の秦さんに
ご紹介いただきました。
秦さんが、独立されたばかりの
若い堀畑さんを気にかけられ
時に厳しいことをおっしゃりながらも
かわいがってらっしゃる様子が
とても印象的でした。


私が個人的に一番好きな柄は
「染付菊詰め」。蕎麦猪口を持っています。
シックさとモダンさが相まって
とても気に入っています。
お店では、動物の柄や多色の柄が人気です。




続いて、小林巧征さん。



小林さんは、「九谷青窯」で修業された後
実家の波佐見焼の窯元に戻られ
その後、ふたたび九谷で独立し、作陶されています。


独立後に九谷の工房で
たくさんの器を見せていただき
呉須の絵柄が心地よく
とても使いやすそうだなと思い
すぐにオーダーしました。

その時は、まだパソコンを持っていないと
言われていたので
購入をおすすめさせていただきました。
(その後、無事購入されたようです)


普段使いしやすいシンプルな柄が多く
お店ですぐに売れ出したので
ダブルデイのお客様にも
好評だと感じています。



どちらも、すべてお一人作られているので
生産数に限りがあり
全店舗で展開できないのが残念ですが
たくさんの方に見ていただきたい作家さんです。