お部屋の雰囲気づくりにおいて、ランプはかかせない存在。
種類はたくさんあるけれど、どんなものを組み合わせればよいか迷いますよね。
選ぶ上でのポイントを知れば、暮らしにあったランプが見つかるはず。参考にしてみてください。
テクニック編
基礎編
1.ランプの種類
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1シーリングランプ
天井付近に取り付けるタイプのランプ。部屋全体を照らすことができるため、メインの照明として活躍します。
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2ペンダントランプ
天井からコードで吊り下げるタイプのランプ。シーリングに比べて光の届く範囲が狭いので、ダイニングテーブル上での使用がおすすめです。
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3フロア・デスクランプ
直置きタイプのランプ。フロアランプはリビングの間接照明として、デスクランプは手元を照らす読書灯として活躍します。インテリアのワンポイントとしてもおすすめです。
2.部屋別の明るさを知る
照明を選ぶときは、部屋の広さに応じて必要な明るさを知ることが大切です。メインとなる直接照明に合わせて、間接照明をプラスし明るさを調整しましょう。
リビングの場合(約10畳)
※上記イラストは目安となります。
3.取付器具について
ソケットとはライトを取り付ける際の受け口になる箇所を指します。自宅のソケットが取付できるタイプのものか事前に確認しておきましょう。
テクニック編
1.部屋別コーディネート
照明を組み合わせて、部屋の明るさを調整しましょう。ひとつの部屋に複数の照明を取り入れると、 明るくなるだけでなく、部屋全体に光のコントラストができるため奥行きが広がります。
【リビングのコーディネート】
シーリングランプで部屋全体を照らし、ソファ付近にフロアランプを配置すると奥行を演出することができます。
【ダイニング・キッチンカウンターのコーディネート】
ダイニングテーブル上やキッチンカウンターにはペンダントランプがおススメ。吊り下げ位置は地上から照明下まで160㎝程の間隔を保ちましょう。
キッチンスペースには小型のペンダントランプを等間隔に並べるとバランスもよく、調理をする際に手元が明るくなります。
【ベッドルームのコーディネート】
落ち着いた明るさのペンダントランプを主灯に、枕元にはテーブルランプを配置すると手元を照らすことができます。
【書斎のコーディネート】
明るめのペンダントランプを主灯に、デスクランプを配置し、手元を明るく照らすことで、デスクワークや読書をする際に作業をしやすくなります。
2.ランプの吊り下げテクニック
コードが長いものはカップの中に束ねて収納できる商品もあります。付属のカップが無い場合は、コードを束ねたりコードリールを使って巻き取ることで、短く調整することができます。
シーリングカップが付属しているもの
コードに巻き付いているアタッチメント器具で、お好みの長さに調整することができます。接続部分が表から見えないため、スッキリとした見た目に仕上がります。
シーリングカップがないもの
画像のようにコードを巻きつけて短くすることができます。
コードリールについて
コードリールを使用すれば、ケースの中にコードを巻きつけて短く調整することができます。
見た目もスッキリ、インテリアにも馴染みます。
豆知識編
1.白熱電球とLED電球の違い
お気に入りのランプがみつかったら、適応する電球を確認しましょう。光の色や強さによってお部屋の雰囲気が変わります。
白熱球 | LED電球 | |
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メリット | LED電球に比べ、やわらかな光量になります。 | 消費電力が少なく約40,000時間と長寿命であるため電球交換の手間が少なく済みます。また、昼白色・昼光色など光色の種類も豊富です。 |
デメリット | 約2000時間と寿命が短いため、定期的な電球の交換が必要です。 | 他の電球と比べ高価になります。 |
2.口金サイズについて
口金(クチガネ)とは、電球とソケットをはめる部分になります。ワット数や形状だけでなく、製品によって適合する口金が異なります。最も一般的なものは「ねじ込み型=E」ですが、さまざまなタイプの形状があります。
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口金 E26
最も一般的な形状
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口金 E17
ミニクリプトン球や
シャンデリア球などに使われている細い形状の口金