ERCOLテーブルをメンテナンス

あっという間に街がピンクに染まり
あっという間に木々が新緑に輝きました。

皆さま、新しい生活には慣れましたか?
わたしはまだぜんぜん慣れません、、、

でも、焦らずゆっくり
自分のペースで行きましょう。

というわけで
今回はERCOL(アーコール)テーブルの
メンテナンスをご紹介します。

ERCOLのなかでも
なかなかお目にかかれないスクエア型の
ドロップリーフテーブル。

構造はお馴染みのラウンド型とまったく同じです。
パーツが少ないわりには頑丈で
計算されつくした
無駄のないデザインです。

片側だけ拡げて使うもよし
どちらも拡げずに使うもよし
とにかく万能です。

裏返してみると、、カブトガニみたい。

ここが天板が伸張する仕組み。
支え木が左右にスライドするだけの単純な構造なので
錆以外の不備はほとんどありませんが
天板と接触する箇所が擦れてギシギシ音が
鳴ることがあります。

フェルトなどを挟んで隙間をうめて解消しましょう。

天板を外すとこのような脚部構造があらわになります。
よくある不具合がこの脚部の緩みです。
フレームと脚部の接着が劣化し、グラグラになっていることが
よくあります。
楔を入れ直して強度を復活させましょう。

でも、もとの楔を取り除いて新しく作成した楔を打ち込むのは
一筋縄ではいきません。
ポイントは楔をしっかり奥まで打ち込むことです。

今回はERCOLテーブルをメンテナンスしました。
これを参考にメンテナンスに挑戦してみてください。