デンマークチェアをメンテナンス

冬本番です。
寒い日は寒すぎてポケットから手が出せません。
忍ばせたカイロから手が離れません。
外に出たくないです、、、
というわけで
前回のERCOL(アーコール)チェアに引き続き
こちらも人気の定番アンティーク家具
デンマークチェアのメンテナンス方法をご紹介します。

ダブルデイのデンマーク系チェアのほとんどがノーブランドですが
なかにはカイ・クリスチャンセンやボーエ・モーエンセンなどの
逸品が混ざっていることもしばしば。
メンテナンスは気が抜けません。

まずは座面を取り外します。
ほとんどのデンマーク系チェアがこのように
本体と座面が2~4本のネジで固定されています。
本体を傷付けないようにネジを回しましょう。

つぎは本体パーツすべてをばらすのですが
その前にご注意ください。
よく見ると前後の脚が斜め(ハの字)になっています。
ハの字を意識せずいつものように本体をハンマーでたたくと
本体か脚のどちらかが必ず割れてしまいます。
角度をつけ、たたく箇所や力加減を気にして
ばらしましょう。

あとは無理してたたかず、
劣化した古い接着剤を確認しながら
ばらしていくだけです。

まれに結合部分に木の丸棒や
タッカー、小釘が打ち込まれている
チェアがあるので
無理してたたくとボキっと
折れてしまいますのでご注意を。

デンマークチェアのメンテナンスをご紹介いたしました。
ぜひ、お家でもチャレンジしてみてくださいね。