いや、、まだまだ
でも、、そろそろ
この冬のはじまりは
気温が平年より少しばかり高めですが
我慢しきれず、とうとう
コタツをだしてしまいました。
暖かいコタツに入って食べる
冷たいアイスクリームは
やはり格別ですね。
というわけで
前回までのG-PLAN(ジープラン)に引き続き
ダブルデイでは定番のアンティーク家具ブランド
ERCOL(アーコール)のメンテナンス方法をご紹介します。
今回はチェアです。
G-PLANと同様にメンテナンスのポイントを3つほど紹介します。
まずは脚。
座面との接合部分、脚と脚との接合部分など
楔や接着剤によって接合されている箇所はすべて
手で触って感触をたしかめます。
古い接着剤が劣化していればこのように抜けてしまいます。
ダブルデイの工房では基本的にはすべてのパーツをばらして
組みなおしをおこないますが、お家で作業する場合
道具が揃っていなかったり、作業スペースがないことが
あると思われます。
そんな時は抜けているパーツのすきまから木工専用の
瞬間接着剤を少量流し込むだけでも大丈夫です。
つぎに背もたれ。
脚の接合部分と同様に古い接着剤が劣化していると
このように簡単に抜けてしまいます。
ところが脚部とは違い、上下しか接着されていませんので
パーツ全部をばらして、瞬間接着剤ではなく
強力な接着力の木工用ボンドを塗ります。
最後に楔(くさび)。
脚と背もたれそれぞれ組みなおしの最後は
背もたれと脚を固定するのに釘を使わない木工技法
楔を打ち込みます。
見た目が綺麗なうえ、しかも頑丈に固定されるので
チェアでよく使用されます。
今回はERCOLのチェアのメンテナンスのポイントを
ご紹介いたしました。
お家での作業はなかなか難しいですかね、、
でもこのポイントはERCOLのチェアほとんどに
使えますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。