益子で作陶されている渡辺キエさんの器です。
益子の陶器市でお会いしたキエさんは器のイメージそのもので、
自然体で軽やかで優しく女性らしく、
芯が強くこだわりのある方なんだろうなという印象でした。
昨夏に商品をお願いしてから、
秋、冬と過ぎ、暦上は春が訪れた頃、
ようやくお店に商品が入りました。
何度か納得のいく仕上がりにならなかったと報告を受け、
本当に入荷するのか不安な日々が続きましたが、
お店に届いたダンボールを目にした時は、
嬉しさとホッとした気持ちでいっぱいになりました。
そして、やっぱりとてもかわいい‼
特に小皿は種類が沢山あり、小さめの取り皿として、
皆それぞれが別々の形を使うのがおすすめです。
軽くて持ちやすい器は、磁器なので扱いやすく、
でも、手の跡を感じる温かみや錆のラインが独特で、
洗練された形状が他にはない魅力を醸し出していて
不思議な器だなと思いながら
普段の食事が少し「凛とした」気持ちになるのを感じています。