今話題?の姫路市御着は私の出身地。
かつて「御着城址」の場所に建てられていた小学校に通っていました。
町内のあちこちにノボリが立ち、案内看板も立てられ、
子どものときには気にもしていなかった町内の建物や風景を
あらためてゆっくり見て歩く機会となりました。
せっかくなので行ってみようという方もおられると思いますので
少しばかりご紹介を。
御着は、旧西国街道(旧山陽道)の宿場町でもあり、
いかにも旧街道といった風情の曲がり具合と幅の道が町内を通っています。
町並みが保存されているわけではありませんが
古くて趣のある家が何軒か残っています
町内の街道沿いに、小さい突起のある御影石が埋められている場所があります。
「路地裏手打ち野球」の3塁ベースにしていたのですが
実は一等水準点という国土地理院所管の施設だそうで
そういえば測量のおじさんたちがよく来ていました。
ちなみに茶色のほうは、
秋祭りのときに提灯が吊り下げられた鳥居のようなものが建てられるのですが、
その鳥居の「足」を入れる穴のフタです。
町内に庚申さんとよばれている小さな祠と
樹齢数百年の大榎があります。
かつて枝を切ろうとした人が祟られたという言い伝えのある
とても迫力のある立派な木です。
町の南の方には小高い山があります。
登山道の途中に大きな岩があって、そこからの播州平野の眺めは、
比較的簡単に登れるわりには、結構なかなかのものです。
なお隣町の国分寺には、
「播磨国国分寺跡」や「壇場山古墳」(前方後円墳に登れます)があります。
そちらにも少しだけ足を延ばしてみてください。