新潟県のほぼ中央に位置する、
燕市と三条市を合わせて
「燕三条」と呼ばれる地域で
家事問屋の商品は作られています。
そんな燕三条にある工場に
初めてお邪魔してきました。
そもそもこの地域で
ものづくりが始まったのは江戸時代・・・
農村の副業として奨励された
和釘の製造だと言われています。
その後、近郊で良質な銅が産出したことから
キセル・鎚起銅器・利器工匠具など
様々な生活の道具を作り出し、
以来国内でも有数の金属製品産地として栄えてきました。
明治時代に入り、
文明開化によってそれらの道具が
徐々に衰退していくと、
それまでに培った様々な金工技術を土台として、
洋食文化の流行に合わせた
金属製洋食器(スプーン・フォーク)の生産を開始。
戦後、銅や鉄に替わる、
新素材のステンレス材料の加工に
国内ではいち早く取り組み、
洋食器・鍋・包丁・キッチンツールなどの調理用品から、
のこぎり・かんななどの作業工具、
散髪用ハサミや爪切りなど理美容具まで、
現在の暮らしに合わせた
金属製品の生産拠点として今に至ります。
燕三条では分業制が主流で、
産地問屋がメーカーへ商品の製造を依頼し、
その後「磨き・溶接・洗浄・曲げ・穴あけ・切断」など
工場ごとに得意とされている先へ、
外注されるシステムです。
今回は、数多くの工場に
お邪魔させていただきました。
家事問屋全ての商品に
人の手が加って作られていることに感動!!
産地で実際にお話を聞いたり、
作業工程を見たりと、
さらに家事問屋の商品に愛着がわきました。
また、シンプルな見た目ながら
実はすごく使いやすいように作られており
『こんなの探してた!!』という商品が沢山あります。
ダブルデイでは、箕面店以外の
全店でお取り扱いをしております。
11月以降は、新商品も入荷しますので乞うご期待!!
皆様のご来店をお待ちしております。