先日、戎(えびす)さんに行ってきました。
関西では「十日戎」に多くの人が戎神社にお参りに行きます。
戎祭りは、毎年1月9日、10日、11日の3日間行われ、
9日を宵戎(よいえびす)、10日を本戎・十日戎(ほんえびす・とうかえびす)、
11日を残り福と言い、「商売繁盛でササ持って来い!」のかけ声で
縁起物や吉兆を飾った笹や熊手を手に、商売繁盛を祈願するお祭りです。
今までご近所なのに一度も行った事のなかった大阪市北区にある
「堀川戎神社」の「残り福」に行ってきました。
掘川戎神社は日本一長いと言われている天神橋筋商店街の近くにあり、
商店街を抜けて行くといつも以上の人の賑わいで、
普段はオフィス街の通りにも屋台もたくさん出ていて、気分も盛り上がりました。
境内で押しつぶされそうになりながらお参りをし、笹を元気に買って行く人たちを見て、
久しぶりに行った戎さんに大阪商人の勢いを感じました。
この勢いでみなさんが商売繁盛でありますように…。
翌日は「振る舞いぜんざい」をいただきました。
私が住んでいるマンションでは、エントランスに飾っている鏡餅を
鏡開きの時期にぜんざいにして毎年振る舞われます。
寒いこの時期に甘く温かいぜんざいは心もほっこりさせてくれます。
お正月もあっという間に過ぎ、七草、戎さん、鏡開き、2月になれば節分、
3月は雛祭りなど、日本には色んな季節の行事がありますが、
最近はニュースで聞いて「そんな時期だなあ」と思うだけで
終わってしまう事が多く…。
季節の行事の意味をもう一度確認して、
もっと生活の中に取り入れて実感していきたいなあと思った2日間でした。