オールドキリムとギャベ

はるか昔から遊牧民の生活必需品として 織られてきたキリムとギャベ。 モチーフ(デザイン)に込められた 織り手の願いや祈りなど、 知れば知るほど惹きつけられるポイントが 満載のアイテムです! ◇オールドキリム キリムとは毛足のない平織りの敷物のことで、 起源は4000年から5000年前とも言われ 高級な敷物として有名なペルシャ絨毯よりも 歴史が古いとされています。 オールドキリムとは 40~100年前に織られたものを言います。 広大な地域を移動する遊牧民の生活に 欠かせない敷物など様々な形で使われているだけでなく、 居住空間のテントの中に 彩りを与える装飾品の役割も持っていました。 ダブルデイでは敷物をリメイクした クッションカバーを取り扱っています。 お部屋の中に一つ置くだけで ガラッと印象を変える 存在感の強いクッションカバーは ダブルデイおすすめのレザーソファとの相性も抜群です! 先日、メーカーさんに伺ったときに 撮影させていただいた画像です。 タイミング良くイランから商品が届いたばかりで 沢山のオールドキリムのクッションカバーを 見ることが出来ました! じっくりと見せていただいたのですが、 一つとして同じ物がなく見応え満点でした。 ◇ギャベ イラン南西部の高原で遊牧生活をしている カシュガイ族やルリ族などの部族によって 織り続けらている『毛足の長い絨毯』を指しています。 ふかふかでラフに織られたギャベは暖かく、 子供が描いた絵のようなギャベのデザインは どこか懐かしい感覚を与えてくれます。 アートのようなカラフルなデザインは 以前から人気ですが、 ここ最近は染色した糸を使っていない 羊の毛色そのものを活かした ナチュラルな感じのデザインも人気です。 織り手の個性が表れやすいギャベですが、 こちらも先日メーカーさんにお伺いした際に んな珍しいモザイク調のものもありました。 オールドキリムもギャベも 世界に一つだけのアイテムです。 モチーフの持つ意味を調べたり、 気に入ったモチーフ(デザイン)を探して お店巡りをするのも オールドキリムやギャベを手に入れる一つの楽しみです。