湯たんぽのある冬の暮らし

毎日本当に寒い日が続いています。 気象予報では三月くらいまで平年を下回る寒さとか…。 我が家は川のそばにあることもあり、夜は特に冷え込みます。 寒くて夜中に起きてしまうのは、本当にせつないので、 数年前からこの季節になると、必ず湯たんぽを使っています。 写真のものは陶器製で日本製です。 岐阜にある高田窯という窯元さんが作っておられる希少なものです。 陶器製の湯たんぽは今とても人気があるのですが、重そうとか、割れたらとか 不安な方も多いかと思います。せっかくですので使い方をほんの少し。 まず、70度くらいまでお湯を沸かします。 この時のポイントは、コーヒードリップ用のケトルなど注ぎ口が細くなったタイプを使うこと。 普通のですと、勢い込んでお湯をこぼしてしまう場合があります。 そして、次に少し冷まします。 すぐに蓋を閉めてしまうと密閉性が高いため、湯たんぽの中の空気が膨張し、 閉めた蓋の隙間からぷつぷつと熱いお湯が噴出してしまうことがありますのでご注意ください。 5分ほどそのままにしておき、しっかり蓋を閉めます。 そのあとは少し分厚めのタオルにくるんでお布団の中へ。   私は、まず腰のあたりを温めたいので、少し上の方に置きます。 ですので、お布団に入ったら、まずこの湯たんぽを足元まで下げる作業をします。 これで快眠の準備完了です。 眠りにつく少し前にこれをしておくと、お布団の中がふんわり温かく、 幸福感に満たされます。至福の時というものですね。 でも味わう時間も待てないうちに、夢の中に入ってしまうのですが・・・・・ そして翌朝もまだまだ暖かいので、ついついお布団を出たくなくなることが、 唯一の欠点かもしれません。 陶器製だから遠赤外線効果もあるようで、お布団を出た後も体がポカポカします。 電気毛布のように喉が乾くこともなく、快適です。 そうそう、友人の猫さんは、お湯を入れたばかりの湯たんぽに興味津々で つい飛び乗ってしまったとか、あまりの熱さにびっくりして、 しばらく手をペロペロしていたようです。 みなさま、くれぐれも火傷にはお気をつけください。