晴天に恵まれた入荷日和の5月某日。
デンマークからドイツのハンブルク港を出港し約2か月の航海。
神戸港に入港した20フィートのコンテナをトラックに積み替え、
陸走で大阪某所の倉庫へ到着しました。
今回はその裏側を少しお見せしたいと思います。
中々聞きなれない『フィート』という単位ですが、
分かりやすく比較するとこんな感じです。
年に数回しかないアンティーク家具の入荷。
コンテナには隙間なく積み込まれ、
いつもこの扉を開ける瞬間はワクワクと緊張の一瞬。
コンテナの中に、「異国の空気」も一緒に航海してきたと思うと、
マニアックなアンティーク好きには最高のひと時かもしれません。
大人数人がかりで、ひたすら1時間。
荷卸しを終え、家具が勢ぞろい。
こんなにたくさんの家具を見れるのは入荷のこの一瞬だけです。
その中に素敵な一品がありましたのでご紹介します。
それがこちらのソファー。
デンマークの家具デザイナー
「ハンス・J・ウェグナー」のデザインのソファです。
底面には刻印もあります。
実は背もたれがスライドでき、デイベッドにもなります。
ブランケットや本を入れるのにもおすすめです。
惚れ惚れと目移りばかりして、
なかなか商品の整理が進まないのもいつものこと・・・笑。
整理されたアンティーク家具は
コンディションを確認しながらメンテナンスなどを経てお店に並びます。
文章にすればあっという間なのですが、
皆様のお手元に届くまでに
長い物語があると思うと家具を使うのも
より丁寧な気持ちになります。
店頭にいらした際は、ぜひこのDAY’sブログを
思い浮かべながら商品をご覧ください。