アステカシリーズができるまで。

今回はバイヤー裏話を・・・   現在、ダブルデイでICECREAM×COFFEE企画でピックアップして 展開しているアステカシリーズ。   先日、長崎県の波佐見にある窯元さんにお邪魔した際に、 たまたま生産されていたのかアステカの飯碗。 せっかくなのでその生産風景をお届けします。   アステカの柄はすべて印判と呼ばれるはんこで柄を付けています。 印判は明治時代の頃、生産を効率化するために 新しい絵付けの技術として導入されたのが始まりと言われています。   このはんこを見ているだけでも楽しいですよね。笑   飯碗やカップなど曲線のものにもまんべんなく柄が転写するように はんこ自体はスポンジに柄の付いたゴムシートを貼り付けて使われています。   それを柄ごとに作業員さんが1つずつ手作業で付けていきます。 アステカの場合、花の種類が2種類のため交互にそのはんこを押すのですが、作業員さんも慣れたものです・・・ ほんの数秒で1個の飯碗の柄を押されます。 柄同士の間隔も作業員さんの感覚で押されているため、 パっと見はわかりませんが1点ずつ微妙に位置が違っています。   この後、釉薬に付けて窯で焼いていくのですが、 印判で押した柄の部分が釉薬を弾くので焼きあがった際に 柄の部分が浮き上がるようになっています。 窯の中での焼く場所や温度によって釉薬の弾き方や焼き色が変わってくるので、 製品になるとより1つ1つの表情の違いが分ります。   そんな生産背景を想い描きながら、実物を見て頂くと愛着が沸くのでは・・・ 色味も5種類ご用意しておりますのでせひ、お店に来ていただいた際は手に取って見て頂けると嬉しいです。   今後も商品の生産背景等、お伝えできればと思っています。 乞うご期待!!