ベルギーアンティーク買付け日記

もう随分と日が経ってしまいましたが、 この夏の終わりに新しい品揃えとして ベルギーにアンティークの買い付けに行ってきました。 写真はブリュッセル南駅 1954年開業のとても趣のある駅です。 運行掲示板がアナログでカタカタと動きます。 いつもながらに思うことは、ヨーロッパは街中がアンティークということです。 新しいものが次々と現れる日本とは全く違った感覚に陥ります。 さて、買い付けの方はというと 訪れたディーラーさんはみなさんバカンス明けて商品は少なかったものの、 これまでなかなか入手できなかったいくつか見つかりました。 アンティークとはいっても生産されたのは1950年代から60年代と比較的新しく、 またベルギーアンティークの特徴として、フランスの影響を受けたものが多くあります。 猫足だったり、曲線だったり・・・・。 ラタン編みの装飾やカービングにも女性らしさが感じられます。 サイズも小ぶりなので、選んでいただきやすいのではないでしょうか。 写真の小さなキャビネットは、本来壁にセットして、ティーカップなどを飾るためのもの。 側面もガラスになっているので、とてもエレガンスです。 目聡いお客様には、すでに店頭でご覧になり喜んでいただけたようです。