日本の文化 ~年賀状~

明けましておめでとうございます。 新年を迎え、早5日が経ちました。 みなさま、お正月はどのように過されましたか。 美味しいお節料理を食べたり、 初詣や初売りセールに出かけたり、 親戚や友人との久々の再会を楽しまれた方も いらっしゃるのではないでしょうか。 今年も皆さまに楽しんでいただける記事を こまめに更新していきます。 2016年もどうぞよろしくお願いいたします。 —————————- 私が子供の頃、お正月の楽しみといえば、 お年玉と年賀状でした。 特に年賀状は、郵便配達のバイク音を聞くのが 待ち遠しいくらい楽しみで、 よく兄弟で自分宛の年賀状が何枚届いたか お互いの枚数を競っていました。 本来競うものではないのですが…(笑) 兄弟が多い私の家では毎年恒例の風景でした。 そもそも年賀状とは… 新年に送られる郵便葉書やカードを用いたあいさつ状のこと。 新年を祝う言葉をもってあいさつし、 旧年中の厚誼の感謝と 新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持ちを、 近況とともに添え送るもののようです。 日本に近い韓国、中国、台湾にも似た風習がある一方、 欧米などではクリスマスカードやグリーティングカードで 「新年のあいさつ」を済ませてしまうので、 在外日本人を除き、年賀状の文化は無いようです。 大人になってからは すっかり年賀状の枚数も減っていましたが、 ここ数年、遠方の友人から家族写真と近況報告が添えられた 年賀状が届くことが増えました。 毎年様々なデザインの年賀状に感心します。 私は手書きの年賀状を送るようにしていて、 年末になると筆を握り、デザインを考えます。 ちなみに今年書いた年賀状がこちら。 ちょっとシンプルすぎますが、 空いたスペースに一言メッセージを添えて送っています。 毎年、その年の干支を 「文字」で大きく書いていましたが、 今年は初めて申(猿)のイラストに挑戦してみました。 何度も猿の顔を筆で書き練習を重ね、 出来上がった私の猿のイラストです。 一枚一枚同じように書いても、 猿の表情が異なるところがチャームポイント。 手書きならではの良さですね。 年末のバタバタした時期に書くのは、少し億劫ですが、 新年にポストを覗いて年賀状が届いているのをみると嬉しくなりますね。 新年の挨拶と日ごろの感謝の気持ちを伝える年賀状。 とても素敵な日本の文化をこれからも続けていきたいと思います。