先月の13~15日上海家具見本市に行ってきました。
海外のバイヤーが訪れる世界的にも大きな展示会です。
数年前に比べてデザイン・加工方法・塗装技術など
個性を持ったメーカーが多数出展していました。
低コストでの大量生産を行うメーカーが主ですが
物作りにこだわったメーカーの数は増えています。
その中から数社商談を行ってきましたので、
近いうちに店頭に並ぶのを楽しみにして下さい。
展示会の合間に上海市内にある、
130年前の駅舎をリノベーションし
レストランとして活用している建物を訪れました。
中国の行くたびに見るのは、近代化の影響で古い建物は取り壊され
新しいビルに替わっていっている光景です。
そんな中当時の状態をそのまま生かし、
大切に活用している建物を目にしたのは初めての経験でした。
床に敷き詰められたタイル、
当時から使用されている色褪せない扉
長い年月と共に味わい深く、心地よい空間を作っています。
大量生産国というイメージがあった中国ですが
古き良きものを大切にしていく考え方は
どの国も同じなのだと改めて実感しました。