海外出張レポート。 今回の訪問先は、中国の大手“掛け時計工場”です。 日本の大手時計メーカーや アメリカの時計メーカーの製品を 製造している工場に行ってきました。 掛け時計を作るすべての工程が この工場で見られるのですが、 巡回中に時計以上に気になる物に出会いました。 工場内で工員さん用に設置されている 業務用の扇風機。 文字通り「インダストリアル(工業的)」な テイスト感満載でカッコイイんです。 でも、私が嬉しそうに扇風機の写真を撮っているのを見て、 工場の社長は不思議そうなご様子。 中国ではどの工場でも 当たり前のように使われるいる扇風機なので、 どうしてこんなものに興味があるのかといった様子でした。 実際、工場の周りでは至るところで 同じような扇風機が売られています。 実は、この手の工業用扇風機を リモデル・リサイズした物が ダブルデイで販売中の「BRICK FAN」なんです。 工場で使われている物だとさすがに 一般家庭には大きすぎるのでコンパクトにし、 よりシンプルに作り直した扇風機です。 話は中国に戻りまして… 工場視察も一通り終わりかけた頃 工場の担当者が移動を急かしてきました。 「何を焦っているのか?」と思って歩いていると 何やら前方から青い集団が…! 気づけば工員さん達の波の中でした。 12時ちょうどに一斉に食堂へ移動する工員さん達の 波に飲み込まれる前に通路を通り抜けようと 移動を急かしていたという訳。 さすが時計メーカーだけあって 「時間には正確!」と思いましたが 自分の腕時計を見ると、まだ12時数分前。 みなさんフライングでした(笑)。 工場でのお話しはこのぐらいにしておいて、 最後に“香港話”を少し。 今回、香港へは飛行機の経由地として入国したのですが、 いつも中国から香港へ入るとほっとします。 というのも、中国は基本英語が通じない。 一方香港は英語で生活できる国なので 中国語がまったく分からない私には 英語が通じる香港はストレスフリー! いつも香港はほっとできます。 また、イギリス文化の香港は 車も左側通行で日本と一緒!(中国は右側通行) 道路の横断も自然と「右みて左みて渡る」で行けるのです。 中国だと逆な上に、 そもそも車が止まってくれない。 信号もほとんどないので 道路の横断は命がけです。 といったわけで 「香港なら住めるな~」と思ったのですが “家賃が世界1~2番目に高い”ので 実際には住めませんね。 やっぱり「日本人は日本が一番住みやすい」 と思う今日このごろでした。