とある休日。
しまなみ海道をロードバイクでサイクリングしてきました。
しまなみ海道は、「広島県の尾道」と「愛媛県の今治」を結ぶ
約70キロの道路で、本州と四国の8つの島を9つの橋で繋いでいます。
このしまなみ海道、最近は「サイクリストの聖地」として
日本全国はもとより、海外からもサイクリスト達が集まってくるのだそうです。
ロードバイク初心者なのに
いきなり聖地に乗り込むことになり、かなりドキドキ。
今回は日帰りなので尾道から片道30キロ、往復60キロの行程に挑戦しました。
まず尾道から船に乗ります。
地元の人も使う渡し船で、人は100円、自転車は10円!
5分ほどで最初の島、向島に到着します。
さぁ、ここからがサイクリング本番。
この日はお天気も良く、潮風を浴びながら海沿いを爽快に…
と言いたいところですが、アップダウンが意外と激しくて最初からジタバタ。
それでも、大きな橋の下で休憩をすると
車では一瞬で通り過ぎてしまう景色も、ゆっくりと眺めることができます。
そして、最難関が島から島へ渡る橋に登るための坂道。
どの橋を渡る時もこの登り坂は避けられません。
平均傾斜3パーセントの坂道が1キロ以上!太ももが割れんばかりです。
いや、割れていたかも。
しかし、その坂道を登った後に
橋の上から見える景色は“ご褒美”としか言いようのない美しさです。
瀬戸内の春の海は美味しい魚が沢山獲れるので
「あぁ、お魚いっぱい泳いでるのかしら…」なんてことも考えながら
ひたすら走ります。
向島~因島~生口島と、30キロ走ってようやくお昼ごはん。
大好きな穴子丼をいただきました。
腹ごしらえをしたところで、ここからがしんどい帰り道。
登り坂でチビッコに抜かされた時は心が折れかけましたが…
なんとか尾道まで帰って来ることが出来ました。
さて、しまなみ海道といえば“柑橘類”の聖地としても有名。
今回走った島では、街路樹が八朔だったり!
いたるところに柑橘類の畑や無人直売所があって、
海と柑橘の実の色とのコントラストの美しさに心打たれました。
途中食べたジェラートももちろん“柑橘系”をチョイス!
あの上り坂さえ攻略できれば…
今度は絶対今治まで行ってみたい!と思った1日でした。