新居に引越し、早2年半の月日が経ちました。
築40年の古家をリノベーションして住み移った我が家。
その我が家の顔ともいえるのが
アンティークショップで購入した「門扉」です。
イギリスの農場で使われていたと思われるゲート扉で、
年代はおそらく70年代ぐらいのものでしょうか。
とても気に入ったので、門扉のサイズに合わせて門柱を作ってもらいました。
そんな門扉ですが、私が見つけた時はすでに雨ざらしの状態で
木部がだいぶ痛んでいました。それでも、だましだまし使ってきたのですが…。
最近、門扉の下に木屑が頻繁に落ちているなぁ~と思っていたら、
木の内部が腐ってきていて虫にも食われ、今にも朽ち果てそうな状態に!
何度か上から塗装をしてごまかしてきましたが、
今度ばかりはもう限界!
どうしようかと思っていたら妻に「直して~」と一言。
そうです、修理したら良いのです!といっても腐った木部はもう
どうすることもできないので、まるまる新しいパーツを作り
取り替えることにしました。
安請け合いをし始めた作業ですが、これがまた大変。
角材を購入→ほぞを切り出し→ほぞ穴を空け→腐った木部と取替え→塗装
という流れなんですが…。
まず角材の切り出しに1時間、ほぞ穴空けに1時間、微調整に1時間。
といった具合にどんどん時間が過ぎ、気が付けば丸一日仕事に。
そして努力の甲斐があってか、予想以上に上手くいき、釘1本も使わずに
ぴったりとほぞ組みで取り付ける事ができました!
でも残念かな。一から物を作るDIYとは異なり、
元の状態を復元する修理的DIYだったので、完成した門扉を見ても
誰にも気づいてもらえない始末。
まぁDIYはけっこう自己満足の要素が多いので
今回も自己満足度の高いDIYとなりました。
最後に、来るクリスマスに向けて子供と一緒にリースを飾りつけて
完成です。