秋晴れが心地良い休日、徳島の阿波へ足を伸ばし「藍染め」を体験してきました。
藍染めは Japan Blue とも呼ばれる日本の伝統産業。
今年の秋のダブルデイでは藍染めではないけれど、
青い商品がたくさんあって Blue は個人的に気になっていたキーワード。
徳島の阿波地方は藍染めの原料の“すくも”の産地として
日本の藍染めを牽引している地域で、今回体験した工房も阿波にありました。
体験内容は、藍染め液がたっぷり入った瓶に布を3分ほど浸し、
1度引き揚げて絞ってまた浸す、という簡単な工程。
ですが、真っ白だった布が綺麗な藍に染まるとやはり感動を覚えます。
色ムラが出るのも“手仕事”ならでは?!
藍染め液は生きているから、液の熟成度によって染め出される色も変わるとか。
人の手だけでなく、自然の力が加わって出来上がる色なんですね。
さて、実はこの工房での藍染め体験は二度目でした。
なんと一度目は中学3年生の時!
ウン十年経ってから同じ場所で再会した藍染め液がなんだか愛おしく感じられました。
徳島と言えば和三盆でも有名なので
和三盆の干菓子を購入してみました。
素朴で上品な甘さはお抹茶のにがみが恋しくなる味です。
こちらも、ひとつひとつ木型に入れて固めた手仕事。
手仕事紀行、ハマってしまいそうです!