ダブルデイオリジナルのアクリルカーペットができました。
キリム柄やモロッコラグなどにヒントを得たオリジナルのデザインで、
京都府にある老舗のカーペット工場で作られています。
先日、生産まっただ中の工場へ見学に行ってきました。
残念ながら、ここでは工場内の写真をお見せできないのですが、
糸染めから製品仕上げまでの工程には、日本製だからこその、
作り手のこだわりが詰まっていました。
発色の良さや羊毛に似た柔らかい風合いが特徴の、アクリル糸を
この工場では「かせ染め」という方法で染めています。
糸をゆったり巻いた状態で、圧力をかけずに染め上げるこの方法は
一般的な染色方法より工程が増え、手間も時間もかかりますが、
糸が固くならないので、製品後の仕上がりも風合良く、
柔らかさが全然違うそうです。
このデニムブルーのような微妙な色が出せるのも、
アクリルの糸を使い「かせ染め」を施しているからこそ。
ダブルデイのアンティークチェアとの相性もばっちりです!
実際に触ってみても、さわり心地が良く、
しっかりとした毛足の長さと密度のあるアクリルカーペットの良さが、
染色方法でさらに生かされているようです。
他にもシンプルな柄の場合、色や線がたくさん入った複雑な柄より
少しパイルの密度を高く調整するなど、デザインの良さが出せるよう、
毛足の長さや詰まり具合を微調整されていて、それが踏み心地の違いに繋がっています。
8月から9月にかけてお店に並ぶ予定ですので、
靴を脱いで、ぜひ「踏み比べ」して下さいね。