「古い物」が好きな私。
これまで古い車や古いバイク、古い家具、古い家など
いろんな「古い物」を手にしてきました。
家具などの経年変化を楽しむ物、
車などの当時の無骨な素材感などをいかに当時の状態のままであるかを楽しむ物、
古い物の魅力は様々です。
そんな古い物達ですが、
共通して購入時に線引きしている事があります。
それは、今でも使える事!
動かない車や使えない家具はどんなに古くても興味がありません。
そんな中、ひとめ惚れして購入したものの、
上記の線引きから逸脱しているのではないかと思う物があります。
それは古い時計達です。
何故逸脱していると思うかは後ほど。。
ドイツの蚤の市で見つけたビンテージの時計ですが、
今回ご紹介する時計はドイツの老舗時計メーカー『Junghans社(ユンハンス)』の
陶器製の掛け時計と、ドイツの老舗家電メーカー『KRUPS社(クラップス)』の掛け時計です。
Junghans社は1861年創業の歴史のある時計メーカーで、
世界で初めて電波時計を作ったメーカーとしても有名です。
そんなJunghans社の1960~70年代の時計に一目惚れし購入しました。
ドイツのデザインはどちらかと言うと無骨でシンプル、工業的なイメージがあったので
陶器製のフレームで可愛らしい雰囲気×Junghansっていうだけで即買いでした。
こちらは1846年創業のKRUPS社の時計で、
見た目はシンプルな、いかにもドイツっぽいデザインです。
でも気に入ったポイントは、時刻調整方法で、
時計の針自体を表面から動かすタイプなのですが、
枠全体がカバーのようにパカッっと上に開きます。
まぁメーカーは時計メーカーではなく家電メーカーなので、
今でいう家電量販店で売られていたようなモデルだろうと思います。
さて、長々とドイツメーカーについて書いちゃいましたが、
話を戻しまして、何故この古い時計達が購入時の線引きから逸脱していると思っているかですが。。。
お察しの通り時間が合いません。
結構な頻度で狂います。
まぁそんな事になるだろうとは購入時から予測はしていましたが、
今でも使える事である基準を満たすため、毎日自宅で使っています!
実質ほぼオブジェ化しつつありますが電池を入れて稼動中です。
でも今後は「古い物」を幅広く楽しむために、
購入時の線引きを、
「今でも使える事」から、
「今でも動く事」に
変えようかと思います。
精度を求めない事も、「古い物」を楽しむためのコツかも知れません。