この春からお取り扱いさせていただいている玉木新雌さんのアトリエに行ってきました。
玉木さんのアトリエとショップは播州織りの産地として有名な西脇市にあります。
西脇市は兵庫県の神戸市から50kmほど北にあり、
「日本のへそ」と呼ばれるように日本の中心点に位置しています。
3本の川が流れていることから染色が発達し、
糸を先に染めて織る「播州織り」が発展したそうです。
夏の空の青さに映える真っ白な建物にはアトリエとショップが併設されています。
ショップの中に入ると色とりどりのショールが並んでいて、
ショール以外にも播州織りのワンピース、
バッグなど色んな玉木さんの商品を見る事が出来ます。
ショップに入った瞬間からその色の鮮やかさで、
見ているだけでとてもわくわくしました。
次にアトリエで実際にショールを織っているところを見せていただきました。
壁にはショールの素材となる糸が色別にきれいに並んであり、
その中から玉木さんが配色を決め、丁寧に織られていきます。
同じものは2~3枚しか作らない為、
配色を変える度に糸も変えなければならず、
聞いただけで大変な作業です。
糸の密度や織る時の糸の調整を繰り返し探求して、
今のふんわりとしたやわらかい肌ざわりのショールが出来たそうです。
織り機の前で丁寧に説明してくださった玉木さんの言葉を聞いて、
更に播州織りや商品への想いを感じました。
それぞれに個性があり、その中から自分に合うものとの出会いが楽しめるのが
玉木さんのショールの魅力です。
私もまた新たなショールの出会うのを楽しみにしています。
![20130807-1](/contents/slp/wpist/wp-content/uploads/migration/message/wp-content/uploads/2013/08/20130807-1-300x225.jpg)
![20130807-2](/contents/slp/wpist/wp-content/uploads/migration/message/wp-content/uploads/2013/08/20130807-2-300x225.jpg)
![20130807-3](/contents/slp/wpist/wp-content/uploads/migration/message/wp-content/uploads/2013/08/20130807-3-300x225.jpg)