先日、ポンポン山に登ってきました。
ポンポン山は、京都市西京区と大阪の高槻市の県境にある678.9mの山です。
正しくは「加茂勢山(かもせやま)」というのですが、
山頂で足踏みすると「ポンポン」という音がすることから
この可愛らしい名前で呼ばれているようです。
そんなに標高は無いのですが、
自然の草花や周辺の山を見ながら登れる山道があり、周辺には史跡も多く、
西国三十三観音霊場の第二十番札所善峰(よしみね)寺や
神峰山寺(かぶさんじ)、本山寺もあり、色んな意味で楽しめます。
山道に入った所あたりで、ボランティアの方が山の草花を紹介してくれる
「自然観察会」が開催されていたので、せっかくなので参加してみると・・・
新しく知ったお花の名前で印象的な印象的だったのは「ミツバツツジ」と「雪持草」。
「ミツバツツジ」は三つ葉に花が咲くツツジで、
普段街中で見かけるものよりも花が小さく、
背が高いので木の合間にピンク色の花が咲いているのがとてもきれいでした。
「雪持草」はサトイモ科の植物で、
真ん中の白い部分は触るとやわらかくて名前の通りお餅のような形が印象的。
ボランティアの方に、
「新緑の明るい緑色が混ざった山の景色を楽しめるのは今の時期だけなので、楽しんで登って下さい」
と教えてもらったので、普段は登る事に必死で遠くの景色を楽しむだけなのですが、
今回は足元の草花や山の緑色のグラデーションを楽しみながら登る事が出来ました。
頂上について本当に「ポンポン」という音がするかどうか試してみましたが、あまりわからなくて残念・・・
でも、景色はとても良く爽快!
これから気候もよくなり、自然に触れるには良い季節。
機会を作って楽しんでいきたいなと思います。