わりと(かなり?)“城好き”です。
歴史的な背景云々もさることながら、壮大な石垣や建物を見て
ただただ「すごいなぁ」と先人の知恵と技術に感嘆します。
最近のマイブームが『天空の城』として一大ブームの「竹田城跡」。
山の上に造られたいわゆる山城ですが、今は石垣しか残っていません。
絵葉書などでよく見られるのが、川霧が立ち込めて雲海の上に城があるように見える風景。
(実際にはこの風景はほとんど見ることができないそう)
この風景に誘われてか、年々来場者が増え昨年は40万人もの来場があったとか。
以前は画像のように城跡を自由に散策できたのですが、
急激に来場者が増え、石垣などが崩れる恐れがでてきたため
現在は立ち入り制限をしています。ちょっぴり残念。
先日、お花見がてらに竹田城まで行ってみましたが、
日帰りバスツアーで訪れている人の多さにびっくり。
ということで、人の多い竹田城跡を早々に切り上げて、
向かったのが向い側にある「立雲峡」。
竹田城跡3回目にして初めて訪れた立雲峡は標高757メートルの朝来山中腹にあり、
山陰随一の桜の名所として知られています。
奈良の吉野にちなみ「但馬吉野」と呼ばれているそうです。
中でも樹齢300年ともいわれる老桜が咲き誇る姿は何とも言えない美しさで、
自然の力強さや生命力に圧倒されてしまいました。
1時間弱かけて山を登った場所にある「第1展望台」。
そこから見る竹田城跡は圧巻!
まさに『天空の城』というたたずまいで、山の上から街を見下ろしています。
山登りが嫌いな私が「登ってきてよかった」と思えるぐらいのすばらしい景色で、
『日本のマチュピチュ』や『天空の城』と呼ばれる竹田城跡の雄大さを堪能できました。
城跡に咲き誇る桜も見え、眼下には立雲峡の桜が広がる。
竹田城跡を楽しむには立雲峡がおすすめです。