発酵と芽吹きの間

冷静と情熱のあいだ、という本のタイトルになぞらえてみました。 とある休日の昼ごはんに「豆ごはん」「粕汁」「いかなごのくぎ煮」を用意。 冷静=発酵=冬の食材(酒粕)と 情熱=芽吹き=春の食材(豆、いかなご) を両方楽しめる、この時期ならではのお献立。 大袈裟ですが、 ゆっくり歩み寄る春にわくわくしながらも、 去りゆく冬への名残惜しい気持ちを かみしめられるこの「間」の時期が 意外と好きだったりします。 家の外に目を向けると 街路樹のコブシは毛皮のような つぼみを開きかけていました。 近くの公園ではサンシュユが満開。 黄金色の花を満開にさせて 春一番乗りを誇らしげに宣言! 次の出番を待つ桜からは 今か今かと言う声が聞こえてきそうですね。