冬のみそづくり

我家では毎年、バレンタインデー前後に「味噌づくり」をします。 母がいつから味噌をつくりはじめたかはさだかではないですが、 私の記憶では小学生のころにはもう恒例行事になっていたような…。 ということで、かれこれ30年近くずーっと作り続けています。 そして、その味噌づくりを毎年手伝うのが私。 子供3人の中でそれぞれ役割があり、なぜか味噌づくりと おせちのきんとんづくりが私の役目になっています。 味噌づくりの日は1日中、米麹と大豆をゆでた香りが家中に充満。 寒い台所に母と二人、ほぼ1日仕事に近い作業です。 味噌づくりの作業はとっても単純。 とにかくゆでた大豆をつぶして、塩と麹を混ぜ合わせ それを空気を抜きながらボール状に丸めます。   そのボールをつぶしながら空気が入らないよう容器に詰めて、塩ふる。 大豆はミキサー等を使わずに、すり鉢でつぶします。 後になればなるほど疲れてつぶし具合が粗くなり、 それが味噌になったときに豆の形のまま残ってたりして。 手作り味噌だなぁって思う瞬間の一つです。 いつもは出来上がった味噌をわけてもらっていたのですが、 今年は私専用の容器にも詰めて持ち帰りました。 うまく熟成できるか心配ですが… 夏ぐらいには食べられるはず。