アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっているさまざまなことに対して
ちょっとだけお話します。
「チェアのガタつき」
どちらも入荷してきたばっかりの
ダブルデイで人気のアンティークチェア(椅子)
なのですが、、
どちらも脚がガタガタ、、ガタついているのです。
皆さまのお家にお住いのチェアたちは
いかがでしょうか?
座り慣れていて、気にもしていなかったのでは
ないでしょうか?
ガタつきは、床との摩擦により脚先が擦り減って生じます。
気になりだしたらさっそく確認してみましょう。
とは言え、お家にはなかなか広くて平らな場所って
ないですよね。
そんな時は壁やガラス窓にすべての脚を
ぴたっと沿わせてみてください。
ガタつきがあるなと思ったら、脚のレベル(長さ)を
合わせてみましょう。
ダブルデイ工房には、ガラス板を何枚も重ねた
真っ平に近い台があるのですが、お家では
ダイニングテーブルなどでお試しください。
チェアを正面からみて、右前脚が擦り減っていました。
その場合は半対角線の脚(左前脚と右後ろ脚)の
どちらか長いほうをノコギリなどで切って
脚のレベルを合わせます。
つぎに切り口をなめらかにするため
面取り加工をほどこします。
最後にオレンジオイルなどを吹きかけて
馴染ませて完成です!
慣れていないと脚先を切るのが
難しいかもしれませんが
ぜひともチャレンジしてみてください。
なお、ダブルデイ工房では完成後
水平器で最終確認しておりますので
ご安心を。
それではまた次回。
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