秋を感じる食卓に 小鹿田焼・美濃焼 錆かいらぎ

まだまだ日中は暑いですが
朝晩は少し涼しく、秋の気配を感じる今日このごろ。

スーパーの店頭に梨、無花果、
葡萄といった秋の果物が並ぶと、
秋だなぁと感じますね。

食卓も秋に合う器に模様替えし、
雰囲気を上げてみませんか。

そんな時におすすめの器をご紹介します。

まずは、「小鹿田焼」です。

季節問わず年中、どんな料理にも合いますが、
素朴で力強さや温かみのある雰囲気が
秋の食卓にぴったり。

小鹿田焼は、大分県日田市から車で30分ほどの
山中の小さな集落で焼かれています。

江戸時代に小石原焼の技法が伝わり、
ほとんど同じ技法で、一子相伝で伝統を守りながら
焼き続けているそう。

シンプルで丈夫で使いやすく、
ずっと自宅でも愛用中です。

続いて、美濃焼の
「兵山窯 錆かいらぎ」などをご紹介します。

表面がザラっとした梅花皮(かいらぎ)。
あえて、貫入の入る釉薬で
表面に貫入で柄を施しています。

一枚ずつかいらぎの入り方や色が違うため、
とても表情のある器。

錆かいらぎ以外にも、
黒や彫りの入った柄のものなど、
どれも渋く料理を引き立てる器ばかり。

飲食店のSNSなどで、
ワインと一緒に出す料理に
錆かいらぎの器が使われているのも
度々目にするので、
洋食に使うのも良いなと思います。

同じ料理でも器によって、
見た目も気分もとても変わりますね。

こだわりの器で秋の食卓を
楽しんでみてはいかがでしょうか。