蒸し暑い日が続きますね。
暑い季節の食卓には、
涼し気なガラスや磁器の器が活躍します。
そんな時におすすめの
九谷焼 樋山真弓さんの器をご紹介します。
わが家でもだいぶ前から活躍している
樋山さんの器。
長い間、変わらずずっと好きで、
その時々で自分の中で好きな器のテイストがあったりも
するのですが、そういったことに関係なく、
ずっと好きな作家さんです。
ひとりで作られているので毎年少ししか入荷しませんが、
お店で同じものを長く変わらず、
取り扱いできているのはすごいことだなと思っています。
樋山真弓さんは「九谷青窯」で修業後
独立され、現在は石川県能美市で作陶されています。
呉須をはじめ、九谷五彩と呼ばれる緑や黄、
赤の釉薬をほどこした、得意の絵付けで
仕上げる伸びやかな作品が魅力です。
「この器で食べたら美味しい。この器で呑むと旨い。使って楽しい。」
そんな器を目指して
作陶するという樋山真弓さん。
工房にお邪魔すると、
いつもとてもすっきりと整えられた工房で、
家具なども古いアンティークのものや
花器がセンスよく置かれています。
お人柄も、自然体の落ち着いた
女性らしい、かわいらしい方で、
器の雰囲気そのままの女性です。
そういったところも、
長く愛される理由だろうなと思います。
これからの季節、食卓を華やかに、
でも涼し気に演出してくれるおすすめの器です。